暑さ対策工事にご興味をもっていただきまことにありがとうございます!
5月上旬に名古屋商工会議所さんが発行する会報誌「Nagoya」に暑さ対策チラシを一緒に入れさせていただきました。「社内回覧したい!」という企業様はお気軽にお問い合わせください。
さて、ECO遮熱®の工事をご検討中の企業様との打合せが増えてまいりました。たくさんのご質問をいただきますが、なかでも「部分的な工事はできますか?」というご質問を多くいただきます。
「ECO遮熱®に興味はあるが、効果を実感するため小さい範囲で実験的に導入してみたい」というご要望です。ご返答としては『現場によります』です。部分的な施工が可能な建物もありますし、部分的な施工をしてもほとんど効果が出ない建物(お勧めできない)もあります。順をおってご説明させていただきますね。
部分施工をお勧めできない建物
➀建物内で仕切りがない場合
部分的に屋根をECO遮熱®で施工した場合、施工した部分と施工していない部分で屋根裏面温度に大きな違いで出ます。遮熱材を施工した部分は太陽からの熱を反射し低い温度のまま、施工していない屋根からは太陽からの熱が入ってくるため高温になります。
屋根裏温度だけを比較すれば効果は確実に出ていますが、熱の特性上、熱は温度の高いところから低いところへ移動します。施工していない側の屋根から入った熱が施工済側の作業エリアへ移動し、徐々に建物全体を暖めていくので結果工場内は暑いままです。
せっかく、ECO遮熱工法®を導入いただいたのに効果が見込めない工事はお勧めできない。
部分施工可能な建物
②同規模の工場が隣り合わせで建っている場合
もちろん施工可能です!この条件が一番比較しやすいです。
同じ敷地内にいくつか工場がある場合、例えば今期は第1工場にECO遮熱®を導入し、夏の暑さ対策効果を実感できれば来期もしくは夏を終えて秋からでも施工可能です。
③建物内で仕切りがある場合
屋根や外壁から入ってきた熱が建物を暑くします。
工場内で作業エリアが壁で分けられている場合、屋根(もしくは外壁)を部分施工した場合でも十分効果が見込めます。施工エリアと未施工エリアで効果を実感いただけます。
複数の工場を所有されている場合、優先順位を決めていただき予算とご相談しながら1棟ずつ工事を進めていくことも可能です。その際は、ぜひ施工済み工場と未施工工場を比較いただいて効果を実感いただけると幸いです。